UNetbootinを利用してPuppy Linux Precise-571JP と ZorinOS7.1RemixをUSBメモリにインストールした時の記録

まず、USBを購入します。本当は16GBがほしいところですが、価格的におリーズナブルな8GBを購入しました。安売りのところを探せば700円くらいで手にいれることが可能だと思います。
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1つにはPuppy Linux Precise-571JPをもう一つにはZorinOS7.1Remixをインストールしました。

まずインストールするための準備をします。

0 UNetbootinを導入します。最初Windows版をダウンロードしていて使用していましたが、
Unetbootin01

設定やファイルを保存するためのスペースを確保するために6000MBを予約した場合、この時点の作業で、僕の場合、Windows版ではフリーズしてしまいました。そこで、Synapticパッケージマネージャを使って、UNetbootinをインストールしてUbuntu(linuxBean)上でPuppy Linux Precise-571JP と ZorinOS7.1RemixをUSBメモリにインストールするとうまくいきました。詳しくいうとPuppy Linux Precise-571JPはWindow上でもうまくいきました。

それでは、順を追ってインストール方法を述べます。

1 Synapticパッケージマネージャを使ってUNetbootinを導入します。

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2 UNetbootinを起動します。
ここではZorinOS7.1Remixを例にとってインストール方法を述べますが、Puppy Linux Preciese-571JPもインストール方法はほぼ同じです。
 a ZorinOS7.1Remix をダウンロードします。
 b Puppy Linux Precise-571JP をダウンロードします。

できれば、USBメモリをフォーマットしておいた方が良いかもしれません。もちろん、フォーマットすればUSBメモリのすべてのデータは消去されるので、細心の注意をしてください。できればUSBメモリのデータをバックアップをとっておけば安心です。

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いよいよ、UNetbootinを起動します。

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3 Puppy Linux Precise-571JPはもともとCD-ROMにインストールしても、設定やファイルは保存されるようになっているので「スペースは、リブートしてもファイルを維持するための使用(Ubuntuのみ)」はデフォルトの0MBでうまくいきました。逆に容量を指定すると上手く行きませんでした。Puppy Linux Precise-571JPはUbuntu 12.04 LTS(Precise Pangolin)とバイナリ互換性が(一応)保証されているのでUbuntuパッケージが(一応)すべてインストール可能と聞いていたので大丈夫かと思いましたがダメでした。しかし、インストール後は設定やファイルを保存できるので問題ありません。

Puppy Linux Precise-571JPのインストール

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ZorinOS7.1RemixのインストールはUbuntu上で行ないました。「Space used to preserve file across reboot (Ubuntu Only)」のところに6000MBを予約しました。それ以上確保するとZorinOS7.1RemixのOS本体のスペースが足りなくなるので注意が必要です。(USBメモリが8GBの場合)ZorinOS7.1RemixはOS本体で1GBを超えるスペースが必要なので2GBを予約しました。これを確保しないとZorinOS7.1Remixを起動後変更した設定ファイルを保存できません。

Unetbootin01

4 あとはOKをクリックして待つだけです。

5 インストールが成功するとこのようになります。
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6 なぜか、何度やってもファイルを抽出してコピー作業中のところの42%付近で止まったようにみえます。しかし大丈夫です。我慢して待ってください。特にUSBメモリにアクセスするときLEDがチカチカ光らない価格の安いUSBメモリの場合は不安ですが大丈夫のようです。インストールは正常に進んでいます。

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7 ファイルを抽出してコピーが無事終了すると(42%を超えると速いですよ。)ブートローダーのインストールがはじまります。

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8 インストールが正常に終了しました。再起動しますが、ブートする順番をBIOSからUSBメモリを一番に起動するように設定をしてください。

Unetbootin05

9 Puppy Linux Precies-571JPの起動画面です。なぜかsaveのようなアイコンもできていて、途中でフアイルなどを保存できるようになっていました。

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10 ZorinOS7.1Remixの起動画面です。

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まとめ: USBメモリにOSをインストールできることを知るといろいろなOSを試して見たくなります。
ハードディスクのようにパーティションを切り直したりしなくても良いので気持ちは楽です。ぜひ試してみてください。