グーグルで検索しているとWine上のOffice 2010で日本語入力に成功というタイトルの記事を見つけたのでメモをしておきます。環境は、Ubuntu 12.04、Wineのバージョンは1.5.20を使用します。どうやら、最新バージョンのWineの方が良いとはかぎらないようです。


1 Microsoft Office 2010のインストール前にWinetrickからcorefontsdotnet20msxml6riched20を予めインストールしておきます。

2 これでOffice2010 Home and Student (Word + Excel + Powerpoint)をインストール
インストール自体は問題なく終了するが、このままだと日本語入力ができないので、

    ~/.local/share/applications/wine/Programs/Microsoft Office
    の中にある、
    Microsoft Office Excel 2010.desktop
    Microsoft Office PowerPoint 2010.desktop
    Microsoft Office Word 2010.desktop
    をエディタで開き
    Exec=env WINEPREFIX=..............となっている部分に、
    Exec=env LANG=ja_JP.UTF-8 WIEPREFIX=............
    と書きたして保存。


これでインライン変換はできないものの、WordとExcelはざっと使用してみた感じ問題なく日本語入力ができるようになった。
ただし、Powerpointに関しては、漢字変換を確定した時に半分くらいの確率で文字が入力されずに消えてしまうすですが、試して見る価値はありそうです。