Ubuntu 14.04LTSをベースにした最初のリリースのlinuxBean 14.04 (Trifolium) がアップされていました。4/17にUbuntu14.04がリリースされましたのをきっかけにこのlinuxBeanは発表されたものと思います。開発コード「Trusty Tahr」は信頼できるタール(ウシ科のヤギに似た哺乳類)という意味らしいです。開発陣の自信が伝わってきますね。14.04LTSでの変更点を見ていこうと思います。新しもの好きの方は早速インストールしているようですが、OSのアップデートは不具合を起こす場合もありますので、周囲の様子を見て情報収集してからでも遅くはないと思います。ート切れのバージョンを使っている方は急いでくださいね)。ところで、LTS版とはLong Term Support版の略で通常のサポート期間が9ヶ月なのに対してLTS版では5年です。それだけに安定した構成となっていることが多くLTS版のみをインストールし続けるユーザーも多いでと聞いています。

bean_banner01

ところで、すばらしいUbuntu 14.04LTSですが、llinuxBean 14.04 (Trifolium)について作者は次のように書いていました。「可能な限り12.04系の仕様を再現してみましたが、肥大化した基礎システムにより650MBに収めるべきCD-Rの容量が圧迫されており、已むを得ず圧縮率を大きく上げています。そのため、Live環境では解凍処理にCPU・メモリ使用量を取られて若干動作が重くなる可能性があります。また、最初のリリースということで所々に不具合が残っている可能性がありますので、ご利用の際には事前に大事なデータをバックアップしておかれる事をお勧めします。」肥大化した基礎システム、動作が重くなるというのを聞いてしまうと、せっかくのlinuxBeanの魅力が半減してしまうような気がしてなりません。