無料のオフィスソフトで、現在僕が使用しているものといえばApache OpenOffice LibreOffice KingSoftOffice の3つになるだろう。もちろん、職場ではMS Officeも使ってはいるが、それは周りの人たちがMS Officeを使用していて、しかも、僕が使うコンピュータには事前にインストールされているからで、自身の選択で使っているのではないといえます。特に、成果物が僕だけに必要で、他の人と共有することがまずないようなものは、LibreOfficeかKingSoftOfficeで作成することが多い気がします。先日、自分の職場の経営を説明する必要に迫られたときは、無料のKingSoftOfficeをインストール日本語化してUbuntu上で発表しましたが、Microsoft OSとの違いは分かっていないようでした。

1 Apache OpenOffice
ダウンロードはhttp://www.openoffice.org/ja/download/ から行うことができます。オフィス統合環境の標準的ソフトといえます。「Microsoft Office」と操作性やデータの互換性をもち、「Word」や「Excel」などのファイルを読み書きできるのが特長です。ワープロソフトの 「Writer」、表計算ソフトの「Calc」、プレゼンソフトの「Impress」、ドローソフトの「Draw」、データベースソフトの「Base」、 数式エディターの「Math」の6つのソフトで構成されています。

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2 LibreOffice
10年にわたり開発が続けられてきたOpenOffice.orgですが、オラクルによるサン・マイクロシステムズの買収以降プロジェクトの管理の問題により、自由な開発・提案に対してブラックボックスと化したオラクルのソフトウエア管理に対して失望した開発スタッフが新しいプロジェクト(The Document Foundation)を作り、OpenOffice.orgをフォークしたLibreOfficeを作ったようです。ブラックボックス化するというのは、オープンソースの考え方に相反するものなので当然だと思います。僕は、開発力が上だと考えられるLibreOfficeを良く使用します。
ダウンロードはhttps://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-fresh/ からできます。

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3 KingsoftOffice

無料で使えてMicrosoft Officeとの互換性が非常に高いKingsoft Office Suite Freeです。Kingsoft Officeと言えば、日本では有料で販売されているものを思い浮かべるかもしれませんが、英語版では無料で使えるものが公開されています。もちろん使用期限はありません。
今回紹介するKingsoft Officeは英語版ですが、このブログで照会した方法を使えば日本語化も可能ですし、日本では有料版の2012のリボンインターフェイスにすることも可能です。今僕は、linuxbean wattos で無料のKingSoftOffice を使って仕事をしています。

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