Googleの新しいメールアプリケーション「Inbox」から招待状が届きましたことを昨日のブログで紹介しました。早速、使ってみましたが、使うまでに少し工夫がいりましたので、まとめてみたいと思います。

1 Inboxを有効にするにはまず、ANDROID か iOSにInboxのアプリケーションをインストールする必要があるようです。それが終了するとPC上のブラウザでも有効になるということでした。僕は、昔のスマートフォン(ANDROID)しかもっていないので、いやな予感がしました。早速、スマートフォンにインストールしようとしたところこのバーションには対応していないとのメッセセージが表示されました。Inboxのためだけにあたらいいiphoneやスマートフォンを購入する余裕はありません。何とか有効化する方法を考えました。

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2 以前、このブログでも紹介しましたが、Android open source projectのx86プラットフォームへの移植プロジェクトがあって、android-x86-4.4-r1.iso (日付: 2014-08-09, サイズ: 351.2 MB) をダウンロードして、USBメモリーにインストール。Puppy Linux とデュアルブートにした記憶がよみがえりました。早速、androidをUSBメモリーから起動してみました。

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3 次に、招待状の「ANDROIDにインストール」のリンクをクリックすると、うまくいきました。

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4 これで、ノートパソコンのブラウザから「Inbox」が使えるようになったはずです。Firefoxからアクセスすると、次のようなメッセージが表示されました。今のところ、Google Chrome しか対応していないようです。他のブラウザにはもうすぐ対応すると書かれてあります。

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5 そこで、USBメモリ内でも動作するGoogle Chrome Portable をダウンロードしてインストールしてみました。
うまくいきました。初めて見る「Inbox」の画面です。

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6 「Inbox」を開いてみると、次のような画面になります。正確にジャンル分けされているのには驚きます。
Inboxをひと言で説明すると、「メールとリマインダーの融合体」といったところでしょうか?。すべてのメールは「未読/既読」のほかに「Done(完了)」、「Snooze(保留)」の設定をつけて管理できます。「Snooze」設定時は「いつ再通知するか?」もしくは「どこで再通知するか?」を設定でき、これらはGoogle Nowのリマインダー機能と統合されているようです。

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7 僕にとってうれしいのは、「Inbox」の利用が「Gmai」lと並行してできることです。Gmailに届いた物はどちらのサービスでも見られますし、Inboxで「Done」にしたスレッドはGmail上では「アーカイブ」されます。どちらか一歩しか使えないとなると、まだまだ、開発途上だと思われる「Inbox」に仕事で非常に重要なメール機能をすべて任せるというわけにはいかないと思います。

8 ただ、ユーザーインタフェースが日本語になったら、僕は「Inbox」ですべてのメールを処理することは簡単に想像できます。