窓の杜によると、米Microsoft Corporationは10月１日（現地時間）、「MS Windows」の次期バージョン「Windows 10」のプレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の一般提供を開始しました。英語・簡体字中国語・ポルトガル語に対応した32bit版と64bit版が版がダウンロード可能となっています。残念ながら日本語版は用意されていないが、インストール時にロケールを日本へ設定することで日本語の入力が可能となるようです。
プレビュー版では、ユーザーからの強い要望があったスタートメニューが復活しています。スタートメニューを起動するためのスタートボタンに加え、ローカル検索とBing検索を統合した検索機能や、仮想デスクトップ機能を備えたタスク切り替え機能“Task View”を利用するためのボタンなどがタスクバーに追加されています。僕は、スタートメニューを復活させるのはいいことだと思います。しかし、UIフェースをあまり変更するのはどうかと思います。UIはユーザーに任せるべきだと思います。
　さらに、Windows ストアアプリが全画面ではなく、ウィンドウとして動作させられるようになったのも大きな変更点です。
　「Windows 10 Technical Preview」をインストールするには、1GHz以上のCPU、1GBのメモリ（64bit版は2GB）、16GBの空きストレージ、DirectX 9対応のグラフィックスデバイスなどが必要となっています。Windows 8.1が動作する環境であれば、基本的に利用は可能だ。残念なことに、利用期限は2015年4月15日までとなっています。