Webブラウザ上で動作する無料のデスクトップ環境「eyeOS」をインストールしました。以前から、僕はブラウザだけで仕事ができる環境を構築できたらと思い、「ZeroPC」などに無料登録しては試していました。しかし、自分でもデスクトップ環境を構築したくなり、過去に「eyeOS」をインストールしたことを思いまだしました。そこで、いろいろと調べてみると、残念なことに、eyeOSのホームページからはダウンロードできなくなっていました。インターネット上を検索してみると、eyeOS_1*、eyeOS_2*のようなバージョンがあり、両方とも無料のウェブサーバーにインストールを試みましたが、eyeOS_2*の方はデータベースが必須となっていたり、必要条件がeyeOS_1*のものより敷居がたくなっていましたので、eyeOS_1.9.0.3-1 をインストールしました。僕自身このバージョンを探すのに苦労したので、OneDriveからダウンロードできるようにいたので、ご利用になってください。このバージョンは調べてみると、EyeOSは主にWEBサーバーとPHP言語、FTPサーバーの3点セットが必須となっています。データベースが「eyeOS」上でメールを利用するときは必要となりますとのメッセージがインストール時に表示されますが、メールはブラウザ上でのウェブメールを利用すればいいので、このままインストールを進めました。後の機能は問題なくtかえています。では実際のインストール方法について書いていきます。

1 まず、無料のウェブサーバに「Hostinger 日本」にeyeOS_1.9.0.3-1 を解凍して、適当なディレクト入りにアップしました。僕は「eyeOS」のフォルダごとアップしました。その後はパーミッションの変更などはまったくしないまま、そのフォルダにアクセスします。下の図のようなものが表示されれば、ほぼインストールは成功です。まず、「Root」のパスワードを設定します。下の「Allow users to create account」はチェックしない方がいいと思います。不特定多数の方に、「eyeOS」を提供したいというのであれば別ですが。

eo01

2 しばらくするとログイン画面が表示されます。今は「root」しかないので、「root」でログインします。パスワードは先ほど設定したものを入力します。

eo02

3 たくさんの機能があってうれしくなります。以前は右端の下にある「eyeOS」のマークをクリックして、アプリケーションの追加でTranslationをクリック、.Langageの部分で日本語に変えて、再ログインすると日本語化できましたが、今は、その接続先が機能していないようです。アイコンなどは英語表記ですが、日本語入力もでき、あまり不自由は感じませんでした。

eo03

4 ワードプロセッサーを起動して、日本語を入力、文字に装飾をほどこしてみました。インライン入力もでき、満足のいく状態でした。そのほかにも表計算やプレゼンテーションが用意されています。

eo04

5 そのほかに、チェスをはじめとするゲームや計算機などたくさんのアクセサリーが用意されていました。

eo05

6 「New User」の機能を利用して、一般のユーザーを登録しました。

eo07

7 ウェブ上のアプリケーションなので当たり前のことですが、スマートフォンやiPhoneからもアクセスできます。写真がぼやけてしまって申し訳ありません。

DSCI0113