マイクロソフトの製品サポートは発売と同時に決まっていて、製品発売後、最低 5 年間のメイン ストリーム サポートと、最低 5 年間の延長サポート (合計最低 10 年間) が提供されます。サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や、仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられなくなります。このことは、WindowsXPで経験したばかりです。さて、Windows7も、2015 年 1 月 13 日 (米国時間) に、メイン ストリーム サポート期間が終了し、無償サポート、仕様変更、新機能のリクエスト受け入れが終了してしまいます。以後は、延長サポート期間に入ります。延長サポートは５年間あるので2020年まではセキュリティの更新プログラムや、有償サポートなど、マイクロソフトが提供する重要な更新を含むサポートは受けられますが、あと５年といえば、行政や教育界は今から計画を立てていないと大変な事態になることが容易に予想できます。




なかなか、難しいかもしれませんがそろそろ無償のLinuxなどに切り替えてもよいのではないでしょうか。こちらもサポート終了はもちろんありますが、また無償でバージョンアップすることができます。僕は、日本人が開発したディストリビューションの「linuxBean」を自宅では使っていますが、仕事に困ることはまずありません。教育界が思い切った施策をとれば、将来はLinuxで育った子どもたちが、社会で活躍するわけですから、行政でも導入も今より容易になると思うのですが、どうでしょう？