最近はLinuxでもFlash Playerやブラウザなどの脆弱性を攻撃することで、ウィルスやマルウェアに感染させる手法も相次いで報告されています。Google Chrome簡単にFlash Playerと同時にアップデートできますが、なぜかFirefoxのアップデートは簡単にできるものの、ショートカットやメニューの登録など手動でしなくてい
けないようでした。そこでいろいろと調べてみると、aptによる方法をみつけましたので紹介します。
それは、Launchpadの「Mozilla Team」が提供しているPPA(Personal Package Archive)を登録することで、メジャーバージョン番号が最も新しいFirefoxを利用する方法です。

注意: PPAからダウンロードしたパッケージはUbuntuのサポート対象外となります。また、場合によってはパッケージ同士の依存関係に問題が発生することがあるようです。以下は個人の責任で行なって下さい。


1    まず、「Mozilla Team」のPPAを登録し、パッケージをここからダウンロ
ードできるようにします。

    「端末」を開き、以下を実行します。

2     $ sudo apt-add-repository ppa:mozillateam/firefox-stable

3    次にアップデートマネージャを使うか、端末で以下を実行すると最新のFirefoxに更新されます。

     $ sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade

4 環境によってはFirefoxの言語が英語になることがあります。以下を実行してFirefoxの日本語の言語パックをインストールして下さい。。

     $ sudo apt-get install firefox-locale-ja

無事下の図のように最新バージョンになりました。

スクリーンショット - 2015年02月08日 - 20時37分53秒

しかし、僕はUbuntu上でMS OFFICE 10 を使っていましたがこのアップデートを行った瞬間からオフィスの認証ウィザードが起動するよ。うになりました。
どうやら、新しいコンピュータにMS OFFICEをインストールしたと思ったようです。何という煩わしいアプリケーションでしょうか。
今は、LibreOfficeで業務ができているので問題はないのですが。

スクリーンショット - 2015年02月08日 - 20時41分01秒