Appleは、非正規雇用の警備員を正社員化するという情報が入ってきました。Googleは昨年同社の警備員について同様の措置を行っています。この考えは社員を大切にするという理念からでていると思います。社員が幸せでない企業に、人々が喜びを感じる製品はつくれるはずありません。
現在の経済状況では、裕福ななIT企業の雇用状況に対する、世間の監視の目は強まっているということもあるでしょうが、日本の企業はこのような英断をしていないように思います。
小さなスタートアップから優れた人材を獲得するために何百万ドルも費やす会社が、敷地内で働く非正規社員への支払いを渋っているのは恥ずかしいことです。
多くのIT企業が、シャトルバスを走らせ社員をサンフランシスコ近郊で移動させています。それらのバスは、現在同地区における格差拡大と急速な富裕化を巡る騒動の火種となっています。そんな格差は解消してほしいと思います。
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