USBメモリに多くのOSをインストールして、マルチブート環境を簡単に構築できるYUMIを利用して、軽量Linuxで人気のある「linuxBean」と「Puppy_Linux_Vividpup」の充実版「EmSee-Vivid-B2」をインストールしてみました。

1 linuxBeanはlinuxBean 14.04.3 2015-08-20版からダウンロードできます。適当なフォルダにダウンロードして、USBメモリをコンピュータ本体に装着します。

2 続いて「YUMI」を起動します。「YUMI」はYUMIのダウンロードからダウンロードできます。解凍などは必要なくそのままダブルクリックで起動できます。

WS000000

3 「YUMI」を起動して、USBメモリのデバイス名とディストリビューションを指定しますが「linuxBean」はリストに無いので、「ubuntu」を指定します。linuxBeanはubuntuの派生だからです。
右下にある「Show All ISOs」にチェックを入れると、linuxbeanのisoファイルが選択できるようになります。
その後、一番下のスライダを動かして自分がlinuxBeanを起動した後、設定したファイルをふ保存する領域を確保します。

WS000007

4 「Create」をクリックします。

WS000003

5 コーヒーでも飲んで待っていてください。終了すると下の図のようなウィンドウが現れます。
「Finish」をクリックします。

WS000008

6 別のOSをインストールするか聞いてくるので「はい」を選択して、「EmSee-Vivid-B2」をうえの手順と同様にインストールしました。

WS000006

7 USBメモリから起動できるようにBIOSを設定した後起動します。ここではまだ日本語化されていない「EmSee-Vivid-B2」を起動してみました。

capture22267

capture22873

起動した直後の画面です。
「MEGA」というクラウドのログインが求められます。かなりクラウド上での仕事を意識したディストリビューションのようで気に入りました。ここに、データを保存することにより、どこでも仕事ができるノマドワークが実現できます。

8 いよいよ日本語化です。いつものように、「lang_pack_ja-1.9.sfs」を下図のように「EmSee-Vivid-B2」の設定ファイルがzる場所に保存します。

capture32084

9 「メニュー」から「SFS-Load on-the-fly」を起動します。

capture1371

10 「lang_pack_ja-1.9.sfs」をロードします。

capture5409

11 下記の図のようなウィンドウがあらわれますので、日本の環境にあわせます。

capture10203

capture12075

12 「はい」をクリックします。

capture14679

capture13629 

13 これで、日本語化できましたが、少しデスクトップをカスタマイズしてみました。
アルセーヌ・ルパンのようなディスクトップから自然なものへ、アイコンの下に表示されるフォントも変更しました。

capture12961

「ROX-Filer」でアイコンの下に表示されるフォントを変更しました。

capture17102