無料のオフィスソフトであるLibreOfficeの完成度は高く、これ以上のオフィスソフトは仕事上であまり必要ないと思っていますが、MS OFFICEと更に互換性が高いと言われているWPS Officeをインストールしてみました。これは、MS WINDOWSで有名なKingSoft OfficeのLinux版です。MS WINDOWS版のKingSoft Officeは有料ですが、WPS Officeは無料になっています。
では、Linux(linuxBean)にインストールしてみます。

1 まず、http://wps-community.org/download.html からWPS Officeをダウンロードします。現在、最新のWPS Officeは wps-office_9.1.0.4975~a19p1_i386.deb となっています。また、日本語化のために、合わせて wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb もダウンロードします。

wpsoffice01

2 まず、WPS Office 本体をインストールします。wps-office_9.1.0.4975~a19p1_i386.deb を起動します。
次に「Install Package」をクリックします。

wpsoffice02

2 インストールが始まりました。

wpsoffice03

3 しばらくすると、下の図のようなメッセージが現れ、無事インストールが終了します。

wpsoffice04

4 インストールが終了するとlinuxBeanの「オフィス」のサブメニューにきちんと「WPS Office」が登録されていました。

wpsoffice05

5 このままでも、日本語入力はインラインでできますが、更にメニューの日本語化を図るために、wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb をインストールします。下の図は、Writerを起動して日本語入力をしているところです。

wpsoffice06

6 縦書にも対応していました。

wpsoffice07




7 Presentation(プレゼンテーション)やSpreadseets(表計算)も試してみたい気もしますが、まずは、日本語化をします。 wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb を起動して、「Install Package」をクリックします。

wpsoffice08

8 あっという間にインストールが終了しました。

wpsoffice09

9 再度、Writer(ワープロ)を起動してみました。完全に日本語されていました。

wpsoffice10

10 Presentasion(プレゼンテーション)、Spreadseets(表計算)を立ち上げてみました。どちらも実用にはまったく問題がない感じがしました。時間があればMS Officeとの互換性についても調べてみたいと思います。

Presentasion(プレゼンテーション)

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Spreadseets(表計算)

wpsoffice12