無償のリモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer 11」のベータ版が公開されました。機能の説明によると、「ファイルの転送速度が最大で15倍高速化」、「データ使用率は30%低減」となっています。本当なら、ますます、軽快に動作しそうです。
 独TeamViewerは11月4日、リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 11」のベータ版を公開しました。Windows/Mac OS X/Linuxに対応しており、個人の非商用に限り無償で利用可能というところは以前と変わっていません。。現在、同社のWebサイトからダウンロードできます。ダウンロードサイトは https://www.teamviewer.com/ja/download/linux.aspx

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 「TeamViewer」は、マルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフトです。デスクトップ端末向けだけでなく、タブレット端末やモバイル端末向けの接続アプリが用意されており、多くのプラットフォームに対応しているのが嬉しい点です。また、リモートデスクトップ以外にも、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなど幅広い用途に利用できるのもメリットとなっています。
 今回のバージョンアップで一番のメインは、より少ない帯域幅で効率的にリモートデスクトップ画面のレンダリングが行えるように処理が最適化されていることです。独TeamViewerによると、限られた帯域幅でも画質の向上が期待できるほか、ファイルの転送速度が最大で15倍高速化、データ使用率は最大で30%低減できたといっています。
 また、パフォーマンスだけではなく操作性も改善されています。リモートコントロール画面がスタイリッシュで視認性の高いデザインへと一新され、使いたい機能を簡単に見つけられるようになりました
 そのほかにも、「Google Chrome」アプリを利用したChrome OSへの接続が新たにサポートされ、Windows 10にも正式にサポートされています。さらに、GUIのないLinux環境にも接続できるようになって、応用範囲が広がっています。

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