先ほど、Adobe Flash Playerの脆弱性について書きましたが、早速修正版が公開されていました。

 窓の杜によると、

 米Adobe Systems Incorporatedは12月28日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開しました。今回のアップデートでは、CVE番号ベースで19件の脆弱性が修正されています。

 同社が公開したセキュリティ情報(APSB16-01)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”です。

 悪用されると、最悪の場合、攻撃者にシステムを乗っ取られる恐れがあるといっています。

 なかでも“CVE-2015-8651”は標的型攻撃への悪用が限定的ながら確認されているといっていますので早急な対応が必要です。


 そのため、同社はLinux版「Adobe Flash Player」と「Adobe AIR」を除くすべての製品で、更新プログラムの適用優先度を“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”と定め、以下の 最新版への更新を強く推奨しています。

  • 「Flash Player」デスクトップランタイム:v20.0.0.267
  • 「Flash Player」延長サポートリリース:v18.0.0.324
  • 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.559
  • 「Adobe AIR」デスクトップランタイム:v20.0.0.233

早速、現在使っているPuppyLinuxのFlash Playerのバージョンを調べてみました。


https://www.adobe.com/jp/software/flash/about/ で確かめることができます。


Adobe Flash-


 少し、見づらいですが、現在のバージョンが下の図のように現されています。


Adobe Flash-(1)


 最新バージョンは、「11.2.202.559」となっているので、早速更新しました。

Adobe Flash-(3)

 Linux用のAdobe Flash Player を解凍してできたファイルを /use/lib/adobe-flashplugin のフォルダにコピーするだけです。

Adobe Flash-(4)

 PuppyLinuxを再起動すると、Flash Player が最新バージョンになっていることが確かめられました。

Adobe Flash-(5)

 ついでに、Firefoxも確認してみると、どうやらバージョンアップしているようです。

Adobe Flash-(6)

 Firefoxをバージョンアップすると、自動的にFlash Playerも最新版になるといいのですが。

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