android x86 PuppyLinux Ubuntu14.04 Windowsポータブルアプリケーションを実行できる SuperUrtra USBメモリ を作成してみました。以前からPuppyLinux Ubuntu12.04をUSBメモリにインストールしてWindows XPに変わるOSとして利用していましたが、android x86というOSを発見して試してみたくなり、そこで、軽量OSであるPuppyLinux Ubuntu12.04もインストールして、さらにMS WINDOWSのポータブルアプリケションを実行できるSuperUrtra USBメモリを作成することにしました。PuppyLinuxとUbuntu12.04をUSBメモリにインストールする方法はこのブログでも扱っていますので参考にしてください。ここでは、android x86をインストールをメインに解説したいと思います。

作業を大きくまとめると

* 3つのOSをインストールするためにUSBメモリのパーティションを分割します。
* それぞれのOSをインストールします。

1 まず、PuppyLinux Ubuntu12.04(linuxBean14.04) android x86 をダウンロードして、isoファイルからインストールCDを3枚作成します。それぞれのOSは次のリンクからダウンロードできます。PuppyLinux precise-571JP.iso  linuxBean1404-140420.iso  Android-x86 4.4-RC1 (KitKat-x86)
2 次にGpartedを使ってパーティションを分割していきます。USBメモリをコンピュータに装着します。僕はPuppyLinuxのGpartedを使用しましたが、どのパーティション分割ソフトでもいいと思います。最初に、USBメモリのすべてのパーティションを削除します。ここで、削除する場所がUSBメモリであることを確認してください。コンピュータのハードディスクなどを削除してしまうと最悪起動出来なくなる可能性があります。USBメモリのデバイスは /dev/sdb や /dev/sdc となっていると思います。

capture25856

3 削除を実行します。
capture32496

capture880

4 続いて、android X86 と MS WINDOWS ポータブルアプリケーションをインストールする領域として4GBを確保しました。メニューのパーティションから「New」を選択します。

capture1268

4000MBをntfsのファイル形式で作成しました。ここにandroid x86 をインストールします。
capture3473

「追加」をクリックすると次のようになります。

capture747

5 同じようにメニューのパーティションから「New」を選択して、swap領域を1GB確保します。

capture1508

6 追加をクリックします。
capture6019


7 同じようにして、PuppyLinuxの領域に4GB、Ubuntu14.04(linuxBean14.04)の領域に6GBを確保しました。(PuppyLinuxの領域4GBの画面は省略しています。)

capture11582


8 メニューの編集から「保留中の全ての操作を適用する」をクリックします。ここで、もう一度操作の対象がUSBメモリであることを確認してください。

capture12546

9 作業が無事終了すると次のようなメッセージが現れます。

capture12082
capture15093

10 最終的に次のようにパーティションを作成しました。

capture15999


11 いよいよ、Android-x86 4.4-RC1 (KitKat-x86) をインストールしていきます。ここからは、画く面コピーのとり方がわからなかったので、画面のデジタルカメラの写真になります。汚くてすみません。AndroidインストールCDを起動して「installation」を選択します。

IMG_3648

12 先ほど、作成した4GBのntfs領域を選択します。下の画面は内蔵ハードディスクがハイライトになっていますので注意してください。この領域にインストールすると内蔵ハードディスクから起動できなくなります。ここtでは上から2番めに表示されている sb1 を選択します。

IMG_3649

IMG_3650

13 ブートローダーをインストールするかどうか聞いてきます。「Yes」を選択します。

IMG_3652

内蔵ハードディスクにMS WINDOWS を見つけたので、ブートローダに書き込むかどうか聞いてきます。「Yes」を選択します。

IMG_3653


14 インストールが始まります。

IMG_3654

15 作成する「data」のサイズを指定します。ここでは512MBにしましたが、多めにとった方がいいように思います。

IMG_3656

確認がありますので。「Yes」を選びます。

IMG_3655

IMG_3657

16 インストールが終了しました。早速、起動します。

IMG_3658

17 起動画面です。

IMG_3675

18 andoroidの文字が表示されます。

IMG_3676

19 次の画面で「日本語」を選択します。「ようこそ」が表示されます。

IMG_3659

20 無線LANを設定します。

IMG_3660


IMG_3661


21 Googleアカウントを入力します。持っていなくても、簡単に取得できます。

IMG_3662

22 メールアドレスとそのパスワードでログインします。この時点で、@の入力は「Shift+2」です。

IMG_3663

23 「OK」をクリックします。

IMG_3664


IMG_3665

IMG_3666


IMG_3667

24 設定が終了しました。

IMG_3673

IMG_3669

IMG_3670


IMG_3671


25 たくさんのアプリケーションが最初からインストールされています。

IMG_3672

26 最初に「Google日本語入力」をインストールします。そうすると、日本語キーボードが表示どおりに使用することができるようになります。

IMG_3678

27 あとは好みのアプリケーションをインストールしてください。「Firefox」もありました。

IMG_3679