フルーガルインストールできるOSのメリット


フルーガルインストールできるOSのメリットは何といっても、インストールメディアを作成しなくても良いこと、インストールする領域が少なくて済むこと、さらに、これが一番僕にとって大きいのですが、一つのメディアの中(USBメモリーやハードディスク)に複数のOSを効率よくインストールがあげられます。

ところで、僕がフルーガルインストールして仕事に使っているOSはたくさんあります。

まず、代表的なのはPuppyLinuxでしょうか。PuppyLinuxにも2系統があるような気がしています。

従来のPup系のLinuxとDogLinuxと呼ばれるものです。

Pup系のLinuxの種類は多すぎて、すべてあげることはできませんが、下記のリンクを見てもらうと、様子がわかると思います。

Puppy Linux : Internet Archive




このPup系のLinuxは通常Rootで動作するのが特徴です。

SystemのすべてをRAM上に読み込んで走らせることができるので、OSの動作がとても軽快です。

Pup系のPuppyLinuxの中で、僕がよく使っているのは、

DpupStretch7.5とBusterPupです。

BusterPupはハンガリーで開発されたものがおすすめです。

BusterPup




DogLinuxの魅力


フルーガルインストールできるOSにDogLinuxがあります。このOSはPup系のLinuxの違い、一般ユーザーで動作させることができます。

そして何より、アプリケーションの管理に Synapticやaptコマンドが利用できることが大きなメリットです。

つまり、DogLinuxはPuppyLinuxに分類されていますが、動作は一般のLinuxと同等の機能を有しています。

DogLinuxの情報は下記のリンクが一番整っています。

Welcome to Dog Linux




DogLinuxにもたくさん種類がありますが、おすすめは、

BionicDog、DebianDog、DevuanDog、BusterDog、BullseyeDog

少し、違った系統として、Sparky Bonsai などがあります。

これらは、すべて32bit版が用意されています。32bitのコンピューターは64bitのコンピューター将来的に変わっていくでしょうが、だから、 現在、32bit版のOSを提供しなくてかまわなという発送にはならないと思います。

最近のDebianのBullseyeをベースにしたBullseyeDogの64bit版は下記からダウンロードできるようになっています。

https://github.com/DebianDog/Sid/releases/tag/v0.1

しかし、僕は32bit版のBullseyeDogを手に入れたかったので、

Bullseye Build Script

または、

Bullseye build script Puppy Linux Discussion Forum

から、ダンロードして作成しました。

最も軽量なantiX 世界で最も人気のある MX Linux


antiXとMX Linuxもフルーガルインストールできるディストリビューションです。

それぞれのウェブサイトは

https://antixlinux.com/

https://mxlinux.org/

になります。

僕は、もっとも軽快に動作すると思われる antiX で仕事をすることが最も多いです。

antiX21をフルーガルインストールして使っている様子です。

もちろん、背景はお気に入りのものに変更しています。