Ubuntu12.04 wattOS linuxBean USB無線LANアダプタを使う
2014年2月27日木曜日
順を追って説明します。
1 ドライバパッケージをダウンロードをダウンロードします。
GW-USNano2-?(MやG)は、RealtekのRTL8192CUという無線LANチップを使っているようなので、これに対応したドライバをダウンロードします。Realtekのダウンロードページを開き、以下のようにリンクをたどる
1 Communications Network ICs
2 Wireless LAN ICs
3 WLAN NIC
4 IEEE 802.11b/g/n Single-Chip
5 Software
6 RTL8192CUにチェックし、goボタン
7 「Linux driver for Kernel 2.6.38(and earlier)」から、RTL8192CU_linux_v3.1.2590.20110922.zipをダウンロードします。
2 ドライバのインストール
パッケージを展開し、コンパイル、インストール
1 $ unzip RTL8192CU_linux_v3.1.2590.20110922.zip
2 $ cd RTL8192CU_8188CUS_8188CE-VAU_linux_v3.1.2590.20110922/
3 $ sudo sh install.sh
※ Ubuntu12.04 wattOSやinuxBeanをインストールした直後は、makeやgccがインストールされないので、事前にsudo apt-get install make gccしておいてください。
インストールされたら、ドライバモジュールがロードされていることを確認してください
01 $ lsmod
02 Module Size Used by
03 nls_utf8 12557 0
04 isofs 40283 0
05 vesafb 13761 1
06 8192cu 508081 0 ← ロードされている
07 lp 17789 0
08 parport 46458 1 lp
09 usbhid 46956 0
10 hid 91020 1 usbhid
11 tg3 141750 0
3 無線LAN設定(下記はインターネット上で見つけた情報ですが、僕の場合はGUIでSSIDを認識していたのでそこで設定しました。上手くつながってブラウザでも表示できました。)
WPA認証情報をファイルに書き込む。SSIDとキーは使用している無線LANアクセスポイントのものに置き換える。
1 $ wpa_passphrase [SSID] [キー] > wpa_supplicant.conf
2 $ sudo mv wpa_supplicant.conf /etc/wpa_supplicant/
3 $ sudo chown root:root /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
認証の設定を/etc/network/interfaceに設定を書き込む。DHCPを使用する場合の例。3行目のSSIDは上と同じく置き換えること。
1 auto wlan0
2 iface wlan0 inet dhcp
3 wpa-essid [SSID]
4 wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ここまではGUI上で簡単に設定できました。
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4 マシンを再起動
1 $ sudo reboot
再起動後、wlan0というインタフェースができており、ネットワークに接続できればOK。iwconfigコマンドで無線インタフェースの状態を確認できる。
01 lo no wireless extensions.
02
03 eth0 no wireless extensions.
04
05 wlan0 IEEE 802.11bgn ESSID:"aterm-xxxxxx-g" Nickname:"<WIFI@REALTEK>"
06 Mode:Managed Frequency:2.412 GHz Access Point: xx:xx:xx:xx:xx:xx
07 Bit Rate:150 Mb/s Sensitivity:0/0
08 Retry:off RTS thr:off Fragment thr:off
09 Power Management:off
10 Link Quality=47/100 Signal level=47/100 Noise level=0/100
11 Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
12 Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0
となるはずですが、うまくいきませんでした。それどころか、USB無線LANアダプターそのものを認識しなくなっていました。
このサイトの情報をみつけて一気に解決することができました。
へっぽこSEブログのページを参考にさせてもらいました。
5 既にインストール済のドライバが使用されないようにする設定
今のままだと、再起動時にドライバが認識されません。blacklist.conf、modulesを編集し、再起動時も、ドライバが認識されるようにします。
blacklist.confの編集
$ vi /etc/modprobe.d/blacklist.conf
最下行に以下を追記します。
blacklist rtl8192cu
modulesの編集
vi /etc/modules
最下行に以下を追記します。
8192cu
この2つのファイルはrootでしか編集できないのでパーミッションを一時的に変えて作業するかしてください。
僕はviを使うのが苦手なので、chmod 666 blacklist.conf などとしてパーミッションを変えてエディターで作業した後、元のパーミッションに戻しました。
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メモ
Ubuntuのデフォルト設定では rootユーザーはパスワードが設定されていないため使えるようになっていません。 基本は管理者として設定したユーザーから sudo で root特権を使います。基本は、ミスを避けるためにも、 必要なときのみroot特権を使うというポリシーで、sudo 経由の特権一時利用がセオリーです。 企業内で複数人で管理者権限を使う場合は、個人の特定のためにも sudo の利用は必須でしょう。 が、しかし、何らかの理由で rootユーザーを使いたい場合はrootパスワードを設定してやれば使えるようになります。
[1] rootパスワードを設定してrootユーザーに遷移できるようにする
rootユーザを使えるようにする
2012/04/27
Ubuntuのデフォルト設定では rootユーザーはパスワードが設定されていないため使えるようになっていません。 基本は管理者として設定したユーザーから sudo で root特権を使います。基本は、ミスを避けるためにも、 必要なときのみroot特権を使うというポリシーで、sudo 経由の特権一時利用がセオリーです。 企業内で複数人で管理者権限を使う場合は、個人の特定のためにも sudo の利用は必須でしょう。 が、しかし、何らかの理由で rootユーザーを使いたい場合はrootパスワードを設定してやれば使えるようになります。
[1] rootパスワードを設定してrootユーザーに遷移できるようにする
pangolin@ThinkPad:~$
sudo passwd root
Enter new UNIX password:
# rootパスワード設定
Retype new UNIX password:
# 確認再入力
passwd: password updated successfully
pangolin@ThinkPad:~$
su -
Password:
# rootパスワード入力
root@ThinkPad:~#
# rootになれた
※
当サイトの例では、以後、rootユーザーからのコマンド入力で進めていきます。 一般ユーザーから sudo で管理者権限を使用している場合はコマンドの頭に sudo をつけて読み替えてください。
[2] rootユーザーを使えるようにした場合、rootユーザーに su で遷移できるユーザーを限定しておきます。
root@ThinkPad:~#
vi /etc/pam.d/su
# 15行目:コメント解除し su を許可するグループ名追記
auth required pam_wheel.so
group=adm
root@ThinkPad:~#vi /etc/group
adm:x:4:pangolin
rootになる方法のメモ
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6 無線LANに接続
あとは、子機をUSBに挿すとネットワークマネージャーのアプレットがSSID(ステルス有)を自動で認識してくれるので、接続するSSIDをクリックして、キーを入れれば接続ができます。