「Google Chrome」の最新安定版v40.0.2214.111が公開されました。 11件の脆弱性修正と「Adobe Flash Player」プラグインのアップデート(2015/2/9 13:28)が行われています。
現在同社のWebサイトからダウンロードできます。もちろん、Mac OS X/Linux版も用意されているので安心してください。 今回は、11件の脆弱性が修正されましたた。深刻度は、4段階中上から2番目の“High”が3件などとなっています。 特に、「Google Chrome」に同梱されている「Adobe Flash Player」プラグインも最新版の16.0.0.305へアップデートされているのが、今回アップデートをしたほうが良い大きな理由です。なかでも「CVE-2015-0313」はWindows環境の「Internet Explorer」「Firefox」を対象にした攻撃が確認されており、早急な対応が必要です。「CVE-2015-0313」はWindows 8.1およびそれ未満のバージョンのWindowsで実行されている「Internet Explorer」「Firefox」に対するドライブバイダウンロード攻撃(WebブラウザーでWebサイトを閲覧するだけでマルウェアが自動的にダウンロード・実行される)に悪用されているのがすでに確認されているそうです。 Adobeではこれらの脆弱性の深刻度を、同社基準で4段階中上から最高の“Critical”と判定するとともに、Linux 版を除くすべてのプラットフォームで更新プログラムの適用優先度を“1(30日以内を目安になるべく早いアップデートが必要)”と定め、以下の最新版へのアップデートを強く勧めています。

Google Chrome

Google Chrome のダウンロードとインストールは下記のリンクから行うことができます。


https://support.google.com/chrome/answer/95346?hl=ja