Windows Server 2003を使い続ける悪循環!
2015年2月5日木曜日
少し詳しく見ると、アプリケーションサーバー、データベースサーバー、ファイルサーバー、Webサーバーなど、主要システムに使い続け、総合セキュリティ対策を実施したり、アクセス制限や利用用途制限などの対策を講じるとした回答も15%以下となっているようです。515名へのアンケート、しかもIT管理者ですので、危険性は十分承知のはずです。とすれば、実態はもっと悲観的なものだと考えた方がよさそうです。
悪循環をどこで断ち切るのかが大きな問題です。一番のネックになっているのは更新の費用でしょう。
先日、マイクロソフトは、Windows 10の詳細を発表するにあたり、Windows as a Serviceとしての方針を打ち出したが、エンタープライズ向けには、さまざまなバリエーションを提供し、これまでのWindowsと同じように使えるようにすることも表明しています。
しかし、その施策を安易に受け入れてしまうと、将来にわたって、常に、環境のサポート終了を気にしながらシステムを管理していかなければならなくなります。新しいシステムを動かし始めるのも大変だが、それを動かし続けることも同じくらい大変です。
ここらで、少し長い期間を考えてLinuxなどを導入する企業がどんどん増えてきてほしいものです。
Windows Server 2003のサポート終了までまであと160日です。