Android-x86とはAndroidモバイルオペレーティングシステムをx86命令セットアーキテクチャに移植したオペレーティングシステムです。AndroidをネットブックやUltra-Mobile PC、特にASUS Eee PCで動かすためにAndoidのソースコードをパッチするプロジェクトとして始まりました。現在の最新版のバージョンは、android-x86-4.4-r3となっていて、安定して使用することができます。
Android-x86を利用してPCにインストールする最大のメリットは何といっても自分の持っているスマートフォンと完全に連携がとれることでしょう。もちろんGoogleのPlayストアから魅力ある無料のアプリケーションをPC上でためすことも大きなメリットです。
元々Androidがオープンソースですから、PCにインストールできるものも当然オープンソースです。

公式サイトはコチラ → Android-x86-Porting Android to x86
Android-x86 - Porting Android to x86
サイトの左にある「Download」から該当のイメージファイルを探します。
以前の「android-x86-4.3-20130725.iso」は画面が一部乱れたり、たびたびフリーズするなど不具合がありましたが、今回のandroid-x86-4.4-r3は非常に安定しています。
ASUS用や、他にもEEEPCやThinkPad用のものもあります。環境に合わせて選択すると良いでしょう。
ダウンロードした.isoファイルをImgBurnなどでCDに書き込むか、UNetbootin(過去記事参照)でUSBメモリに書き込みます。
僕が使用しているノートブックには光学ドライブが無いためUSBメモリに書き込みました。
様々なLinuxディストリビューションを試すにはUSBメモリの方が便利です。CDメディアも無駄になりませんよ。どうしてもCDに書き込みたければ、100円ショップのCD-RWを購入すると何度でも使用できて便利です。

さて、android-x86-4.4-r3 をインストールしてまず初めに行うことは、日本語キーボードの設定や日本語入力の設定ですが、僕は経験上、画面の回転制御のアプリケーションをインストールすることにしています。スマートフォンと違い、ノートパソコンで画面が回転してしまうと、おそろしく作業が困難になるからです。
僕は、「Rotation Lock Adaptive (Free)」というアプリケーションを導入しました。

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設定は簡単です。「Rotation Lock Adaptive (Free)」を起動して、画面をコントロールする項目にチェックをいれるだけです。

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大切なのは、左下にある「Setteing」をクリックして、「Rotation Lock Adaptive (Free)」がPC起動時に自動的に動作するようにしておくことくらいでしょうか。

android-x86そのもののインストールについては、最新のandroid-x86をUSBメモリにインストールする方法!をご覧になってください。