北朝鮮による関与が濃厚になったソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントを巡るサイバー攻撃が大きな話題になっていますが、本当に北朝鮮が関与しているのでしょうか。そんなことをしてもあまり北朝鮮にメリットはないような気がします。しかし、この事件は、あらためてサイバー攻撃の恐ろしさが明らかにしました。そんな世界中あちこちで発生しているサイバー攻撃をリアルタイムで観測できるサービスがあったので紹介します。
サイバー戦争がリアルタイムで分かるサービスが「IPViking Live」です。
「IPViking Live」のURLはhttp://map.ipviking.com/ です。

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画面の左上にある「ATTACK ORIGINS」は、サイバー攻撃を仕掛けている国がアタックの多い順に表示されます。何と言っても2014年12月25日の段階では「中国」のアタックが多いことが分かります。
画面の右上にある「ATTACK TARGETS」は、サイバー攻撃を仕掛けられている国がアタックされている数とともに表示されます。このときは「アメリカ合衆国」が多かったです。
画面の下には左から順に、「TIMESTAMP(アタック開始時間)」「ORGANIZATION(アタックを仕掛けている組織)」「LOCATION(アタックを仕掛けて場所)」「IP(IPアドレス)」「LOCATION(アタックされている場所)」「SERVICE(アタックされているサービス名)」「PORT(アタックされているポート番号)」がリアルタイム表示されています。めまぐるしく更新される情報に、サイバー攻撃の多さを実感できるようになっています。