以前、PuppyLinux にClamAV をインストールする記事を書きましたが、ついにポータブル化されたClamAV が発表されました。ClamAVのウィルス対策のデーターベースは大きいため、個人保存データを圧迫します。ポータブル化されたClamAV はこのことを回避できますので、早速インストールしてみました。方法は驚くほど簡単です。

1 clamav-portable-0.2.tar.gz をダウンロードします。次に、ダウロードしたファィルをhomeパーテーション等で解凍してください。僕は /home にclamav のフォルダを作成して、そこで解凍しました。

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clamav-portable-0.2.tar.gz をクリックすると、自動的に解凍するためのアプリケーションが立ち上がりました。「S 全選択」をクリックして「E 解凍」を選んでください。

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3 clamav のフォルダにclamav-potable-0.2 が作成されているはずです。

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4 clamav-potable-0.2のアイコンをクリックするとclamav が起動します。

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5 まず、最初に「1 ウィルス・データベースの更新」を選びます。僕の場合は7分間くらいでデータベースが更新されました。

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6 次に「2 データベースの自動更新」を選択しました。

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7 いよいよ、「3 ウィルス・スキャン」を選択して、Windows XP がインストールされているパーティション /mnt/sda1 を選んでみました。Puppy Linux のパーティションはおそらくウィルスに感染してないと思ったからです。


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8 しばらくするとウィルス・スキャンが終了し「Infected files: 0」を見ると感染していなかったようです。

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しかし、パピーリナックスのフォーラムの中で議論になっていましたが、過剰検出、誤検出には気をつける必要があります。しかし、僕のような素人には何が○で何が×かはまったく分かりません。素直に削除しかありません。