僕は軽い無料のOSを使い続けています。使用してみてこれは良いと思った軽量Linuxでも紹介したように、 Puppy Linux Lxpup linuxBean wattOS ZorinOS KonaLinux Lubuntu Andoroid Mr.PC OS とインストールしていろいろとためして見ました。linuxBean や wattOS ZorinOS では wine上でMS Officeを動作させたりしました。このすばらしいOSの中でどれかひとつを選んで仕事をするとなると、linuxBean を選ぶような気がします。
linixBeanの一番の特徴は日本人が開発していることでしょう。日本人のことをよく考えたつくりになっていると思います。特徴を整理してみると

  • LXDEを採用し、美麗なルックスと初心者向けのGUI操作を両立。
  • 自称軽量のlubuntuに比べ、より質実剛健に快適動作を追求。
  • Ecolinuxとは違い、HDD使用量の削減を目指していません。
  • Bodhi Linuxとは違い、派手な視覚効果を排除しています。
  • コマンド不要の設定用アプリケーションを豊富に用意。
  • Wine標準搭載で、Windows用のアプリケーションもインストール可能。
  • ドライバーの自動検索を数クリックで実行できます。
  • Windows用無線LANドライバーを流用可能。よりネットに繋げ易く。
  • 不慮のトラブルでも大丈夫。レスキュー用コマンドを大量に用意。
  • 常駐プロセスを削減し、メモリー256MB(14.04は384MB)の古いPCでも問題無く動作。
  • iBus+Mozcではなく、uim+Anthyを採用。軽快に日本語入力が可能。
  • 重くて挙動の怪しいPulseAudioを排除、ALSA一本に絞っています。
  • 軽いパッケージ管理ソフト、GDebi,Synapticを搭載しています。
  • 本家ubuntuで見限られたフロッピーの読み込みが簡単に行えます。
  • 650MBのCD-RサイズISOに、一通りのソフトを収録。LiveCDとしても有用。
  • GRUB画面や起動プロセスを隠蔽しないので、不具合が直ぐ判ります。
  • ubuntuから派生したことで、Debian以上に豊富なパッケージ数を実現。
  • (12.04)非PAEカーネルを採用し、古いCPUでも動作しやすくなっています。
  • (14.04)PentiumM等のPAE可にも関わらず不可と申告するCPUでも動作します。

僕が使用してた感じではLubuntuより軽くきびきび動作するような気がします。linuxBeanは改良に改良を重ね、2014-05-21版で安定版となったような気がします。

現在のlinuxBeanはUbuntu12.04をベースとしたlinuxBean12.04と、最新版Ubuntu14.04をベースとしたLinuxBean14.04があります。

好き好きですが、僕のようにスペックの低いコンピュータしか持ってないものにとっては、linuxBean12.04の方がいいような気がしています。


システム要件を比較してみると、


システム要件
    オペレーティングシステム: OSディストリビューション
    【12.04 推奨環境】
    ディスクの空き:8GB 以上
    CPU:i386 800MHz 以上
    メモリ:256MB 以上

    【14.04 推奨環境】
    ディスクの空き:10GB 以上
    CPU:i386 1.1GHz 以上
    メモリ:384MB 以上 


となっています。僕がlinuxBeanをインストールしてどのように仕事に活用しているかはlinuxBeanをインストールしてMS OFFICE 2010を正常に動作させるまでにやったことすべてなどを参照にしていただければと思います。

もちろん、MS OFFICEにこだわらなくても良い場合はLibre Officeで十分仕事ができます。


linuxBean01