「Google Chrome 42」がベータ版になりました。プッシュ通知機能を実装できるWeb標準仕様「Push API」に対応しました。
米Google Inc.は3月9日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v42.0.2311.22を公開しました。「Google Chrome」ベータ版はWindows XP/Vista/7/8、Mac OS、Linuxに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能となっています。
 「Google Chrome 42」の「42」といえば、「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」という意味をも持っているらしいです。(このフレーズをGoogle検索してみると、SF小説のことが出てきました)、それを記念した大きな機能はとくに追加されていません。おもに安定性とパフォーマンスに関わる改善が加えられたにとどまっていますが、これこそが大事なことだと思います。
また、いくつかのアプリ・拡張機能向けAPIが追加されています。注目は、「Push API」がサポートされたことです。このAPIを利用すると、Webサイトからスマートフォンなどへプッシュ通知を送信するといった機能を実現することができるようになっています。

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