アメリカのIObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は3月11日スタートメニューをWindows 7までのものに近い独自のメニューに置き換えるソフト「Start Menu 8」の最新版v2.1を公開しました。最新版での主な変更点は、スクリーンショット撮影の機能が追加されたことですが、僕はスケジュールに従って自動的にPCをシャットダウンしたり再起動したりする機能の方に注目してしまいます。
スケジュールに従って自動的にPCをシャットダウンできる「IObit自動シャットダウン」は1・10・20・30分のいずれかが経過した後や、直接指定した日時、特定の曜日の指定した時刻にPCを自動でシャットダウンまたは再起動可能になっています。僕はLinuxとかでサーバーを構築したりしていましたが、てっとりばやく、MS WINDOWSで一定の期間動作させるときもあります。そのとき、不安定になったMS WINDOWSを再起動したいことはよくあることです。一定の期間サーバーを動作させた後、スケジュールに従って再起動できれば安定性も得られると思います。
少しスクリーンショットの機能についてもふれておくと、多くの機能があるのに驚かされます。スクリーンショットの撮影範囲は[Alt]+[E]キーで指定でき、ウィンドウのクリックでウィンドウやウィンドウ内のパーツを選択可能ちまっています。また、撮影したい範囲の始点からドラッグを行い、終点で離すと矩形範囲を選択できるようにもなっています。
startmenu8

範囲指定が完了すると、指定された範囲の右下にメニューが現れるようになっていて、このメニューからは簡単なドロー操作を行うことや、文字の挿入や円や長方形、筆での書き込みが行えるほか、アンドゥ機能も備えているので、スクリーンショットに注釈を入れるのに使えそうです。処理が完了したスクリーンショットはクリップボードへ送るほか、直接画像ファイルとしてBMP/PNG/JPEG/GIF/TIFF形式で保存可能といたれりつくせりです。
さらに、[すべてのプログラム]項目を展開したリストで、プログラムを[Shift]+[Enter]キーで起動すると、管理者として実行できるようになっています。
「Start Menu 8」は http://jp.iobit.com/free/startmenu8.html からダウンロードできます。