LINEが「Windows XP」に対応するアップデートを公開しました。少し驚きました。
Windows版LINEが、v.4.0.2.366のアップデートで「Windows XP OSのサポートを追加しました」と宣言しています。このことは、Windows XPがまだまだ使われていると判断したからなのでしょうか。

インストールのときのLineのメッセージです。

   1.高解像度画面に最適化されたアスペクト比に対応します。
    2.タイムラインのノートが編集できるようになりました。
    3.自動ログイン機能を使用するとき、ログイン画面でメールアドレスが保持されます。
    4.Windows XP OSのサポートを追加しました。

実際、Lineのインストール時に現れる画面です。

line01




    1.高解像度画面に最適化されたアスペクト比に対応します。
    2.タイムラインのノートが編集できるようになりました。
    3.自動ログイン機能を使用するとき、ログイン画面でメールアドレスが保持されます。
    4.Windows XP OSのサポートを追加しました。

「4.」は本当に驚きです。Microsoft社のページに有るように、Windows XPは既にサポートを終了しており、Windows XPを使い続けることは、セキュリティ的な脅威にさらされるという本人の危険だけでなく、踏み台にされるなどして周囲に迷惑をかける、という意味でも、推奨されるものではないことは周知の事実です。

Windows XP のサポートを終了させていただきました。
Windows XP のサポートとセキュリティ更新プログラム等の提供が終了しています。2014 年 4 月 9 日 (日本時間)以降、このセキュリティ更新をせず PC を利用し続けることは、PC の脆弱性を解決しないままで使用し続けることになり、セキュリティ上、危険な状態になります。最新環境への移行をご検討ください。


そんな状態からの「Windows XPサポート」宣言ですから、「LINEはWindows XPを推奨するのか」とでも言われかねないアップデートかと思います。

しかし、逆に考えれば、まだまだ使えるOSのサポートを打ち切ったのですから、企業の理念を疑いたくもなります。
もちろん、企業ですから利益を追求しなければなりません。しかし、まだまだ使えるOSを見切って、社会に混乱を与えるというのはどうでしょうか。マイクロソフト社でなくても、こうすればWindows XPを使い続けられるというアプリケーションなどを開発してもらえれば、僕は率先して購入します。