ずいぶん過去の記事になりますが、オープンソースに興味をもっているので調べていたら、とても興味深い記事を発見しました。それは以下のような記事です。
徳島県は、独自開発し県庁で利用中のソフトを無料の「自治体OSSキット」としてパッケージ化したと発表しましたた。自治体OSSキットはホームページ作成/グループウエア・ソフトの「Joruri」、オンラインストレージ・ソフトの「DECO」、内部統制管理ツールの「Ai」などで構成され、いずれもRuby on Railsで開発されています。
 徳島県は、県の方針としてオープンソース・ソフトウエア(OSS)による情報システム開発を推進しているようです。
県の方針というのがすごいですね。OSSを活用すると、コスト削減と同時に、県内のIT産業の活性化もできるように思います。なぜなら、県のシステムをOSSを活用して県内のIT企業が開発します。開発したシステムはOSSとして公開し、県内IT企業がシステムの改良や保守を受注するということで利益を生むという仕組みです。実際に、Joruriを開発した徳島県の企業アイ・ディ・エスは、阿波市や徳島大学などのホームページのリニューアルを受注しているようです。
僕が、徳島県が開発したOSSで特にJoruriに興味を持ちました。 Joruriは、ホームページ作成ソフト「Joruri CMS」、グループウエア・ソフト「Joruri Gw」、ウェブメール「Joruri Mail」で構成され、OSSとして公開されています。Joruriは、山形県寒河江市、群馬県館林市、青森県平川市、北海道北見市、島根県邑南町、長崎県西海市、愛知県瀬戸市、大阪府交野市といった自治体のほか、NPOや企業でも採用されていると聞いています。自分の住んでいる地域もこのような発想の元、発展してくれるといいのですが。

joruri

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