2月からFirefoxは、モバイルとデスクトップの両方で、Yahooを合衆国におけるデフォルトの検索エンジンとして使用するという情報がありまうｓ。Yahooは、5年契約で、合衆国のFirefoxユーザ向けにGoogleからYahooへの切り替え、新しい検索体験を提供するといっています。



ところで、検索エンジンを、ロシアではMozillaはYandex Searchを、そして中国ではBaiduをデフォルトとしています。GoogleやDuckDuckGoなどそのほかの、各国で使える検索エンジンは、従来どおり選択肢の一環として据え置かれています。
長年Mozilla Foundationにとっては、Googleとの検索パートナーシップが主な収益源で、Firefoxの検索のデフォルトもつねにGoogleだったのはご存じの通りです。2012年では、Mozillaの収入の88%がGoogleからだったという情報もあります。しかしGoogleとの契約は今年までなので、YahooがMozillaに魅力ある条件を出し、競り勝つ気のなかったGoogleが去った、ということなのだろうとも報じられています。
現在のYahoo Searchを実際に動かしているのはMicrosoft Bingです。前者は後者から受け取った検索結果のレイアウトやランクを大幅に編集しているといっています。Bingと縁を切ってオリジナルの検索エンジンに戻るという噂もあるが、でもそのための投資額の大きさを考えると、ありえないかもしれません。
僕は、この情報を知ったとき、少し残念な気がしました。長年ブラウザにはLinuxにおいてFirefoxを使い続けてきました。それはデフォルトの検索エンジンがGoogleであったのも一つの魅力でした。それが少しずつMicroSoftの影響を感じさせる方に動いているように見えてなりません。