Linuxのコンピューターウイルス対策について


 Linuxでも、感染するコンピューターウイルスが存在しているため、ウイルス対策が必要です。

「リナックスがウィルスに感染することは少ないと聞いているけれど、念のため」と、ウィルス対策ソフトを探している方もおられるかも知れません。

リナックスにもウィルス対策ソフトはあります。昔のパピー(Puppy Linux)にはウィルス対策ソフトのインストールがメニューにあったようです。
何でなくなったのでしょうか?

 さて、インターネット上には、残念ながら悪意のあるプログラムも多数存在します。

安心してインターネットを楽しむためには、Linuxでもウイルス対策やセキュリティー対策が欠かせません。

コンピューターウイルスを検出したり、駆除するプログラムのことを、ウイルス対策ソフトと言ったり、ウイルス対策プログラムということはご存知だと思います。

またはアンチウイルスソフトやワクチンソフトと言うこともあります。

 そこで、今回はPuppyLinuxにウィルス対策ソフトを導入してみました。

 インストールするウィルス対策ソフトは「ポータブル化されたClamAV」です。
ClamAVのウィルス対策のデーターベースは大きいため、個人保存データを圧迫します。ポータブル化されたClamAV はこのことを回避できます。インストールの方法は驚くほど簡単です。

1 clamav-portable-0.2.tar.gz をダウンロードします。次に、ダウロードしたファィルをhomeパーテーション等で解凍してください。僕は /home にclamav のフォルダを作成して、そこで解凍しました。

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clamav-portable-0.2.tar.gz をクリックすると、自動的に解凍するためのアプリケーションが立ち上がりました。「S 全選択」をクリックして「E 解凍」を選んでください。

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3 clamav のフォルダにclamav-potable-0.2 が作成されているはずです。

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4 clamav-potable-0.2のアイコンをクリックするとclamav が起動します。

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5 まず、最初に「1 ウィルス・データベースの更新」を選びます。僕の場合は7分間くらいでデータベースが更新されました。

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6 次に「2 データベースの自動更新」を選択しました。

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7 いよいよ、「3 ウィルス・スキャン」を選択して、Windows XP がインストールされているパーティション /mnt/sda1 を選んでみました。Puppy Linux のパーティションはおそらくウィルスに感染してないと思ったからです。


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8 しばらくするとウィルス・スキャンが終了し「Infected files: 0」を見ると感染していなかったようです。

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