新しく発表された Puppy が、 古い CPU でも動くように、 「Retro version (non-PAE)」 が用意されていますが、先日公開されたtahr-6.0.5にも、tahr-6.0.5_noPAE.iso 2015-Dec-21 12:28:58    205M が発表されていました。

 一世代、または二世代前のCPUでも、軽快に動作することが、PuppyLinuxの魅力です。ぜひ、今からも「noPAE」の提供を続けて欲しいと思います。

 Puppy Linuxは、非常にサイズが小さく、メモリにイメージの大部分をあらかじめ読み込むことができるために動作が軽いLinuxディストリビューションです。CDやUSBメモリにインストールして、PC本体にインストールせずに起動できるOSとして、他人のPCを借りたり、ネットカフェなどに自分の環境を持ち込んだりすることができるので、「ノマドワーカー」にとっては嬉しいディストリビューションです。
 
 また、PCが壊れるなどした時に修復作業をするのにも重宝されています。
現在も、古いマシンを蘇らせるのに以前は良く使われています。現在では似たようなディストリビューションはたくさんありますし、PCも高性能になって少し古いくらいならUbuntuのような大きなサイズのディストリビューションでも十分動くようになりました。
 
 しかし、望んでもいないような飾りだけのために、必要な機能を犠牲にするのは本末転倒です。
PuppyLinuxの上に書いた長所は今でも変わりませんし、Frugalインストールというセーブイメージをファイルとして持ち、何かがあった時にはそれを削除するだけで初期状態に戻すことができるという管理のしやすさなど現在のOSにも見習って欲しい機能を持ちあわせています。

 このPuppyLinuxのようなOSが日本からもでてこないものでしょうか?

Firefox-(1)

 僕のブログ紹介

 LibreOfficeの話題はLibreOfficeでお金いらずにもスピンアウトしてまとめています。こちらも参考にしてください。

人気記事

僕が使ってみてこれは良かったと思う軽量Linuxのすべて(追記)
新しいPuppy Linux Puppy Vivid 6.5 を USBメモリーにインストールしました
android-x86-5.1-rc1をUSBメモリにインストールしVivid Puppyとデュアルブート!