アップルのCEOは2015年第1四半期の業績発表会見にて、「Apple Watch」の出荷開始が4月になると発言したそうです。これまでの発表では「2015年に発売(2015年初旬)」という時期だけが公開されていましたが、4月という明確な時期が発表されたのはこれが初めてです。ただしこれは米国の話と見られていて、日本国内での発売時期まではまだ明言されていません。しかし、発売月まで公表されたとなると、日本での発表も秒読みのような気がします。
さて、期待ばかり高まる「Apple Watch」ですが、どんなコンセプトのもとにつくられたか、アップルのウェブサイトを見てまとめてみました。

ウェブサイトによると

1 最もパーソナルなAppleのテクノロジーです。

私たちはずっと変わらない目標を持ち続けてきました。パワフルなテクノロジーをもっと身近なものにすること。もっとあなたにとって意味があるものにすること。究極的には、もっとパーソナルなものにすることです。Apple Watchは、人とテクノロジーの関係が新しい時を刻み始めたことを象徴しています。これは、私たちが作ったものの中で最もパーソナルな製品です。身につけるためにデザインされた、初めての製品なのですから。

2 あなたの手首にまったく新しい体験を。

Apple Watchのあらゆる部分は、あなたの使い方と、あなたがApple Watchを身につける手首という場所に合わせて緻密に設計されています。どんな操作もきびきびと反応し、とても軽快です。天気、株価、カレンダーの今後のイベントなど、あなたが最もよくチェックする情報は、グランス機能で文字盤上にリアルタイムで表示させることができます。通知機能にもまったく新しい感覚を取り入れました。あなたの手首に直接、さりげなく伝えるのです。そして、通知に対応する場合も拒否する場合も、同じようにさりげなく行えるように作られています。

3 驚くほど正確なタイムピースです。

はるか昔から、正確な時を間違いなく刻めることが高性能な腕時計の条件でした。Apple Watchも例外ではありません。あなたのiPhoneと連係した様々なテクノロジーを使って、世界標準時との誤差を0.05秒以内にとどめます。旅先では自動的に現地時間に合わせます。暮らしやスケジュールに関する情報を通知やアラートであなたに知らせることもできるので、時間をより有効に、自分らしいスタイルで使うことができるでしょう。

4 つながりを、より直感的に、より親密に。

Apple Watchはあなたの手首にあるため、これまで慣れ親しんできたコミュニケーション方法が一段と便利なものになります。あなたの皮膚に触れているデバイスなので、アラートや通知には体感できるものを加えることができました。例えばメッセージを受信すると、あなたの手首をそっと優しく叩きます。親しい人たちとのコミュニケーションも、ほかのどのデバイスにもない、新しい自然な形でできるようになります。

5 健康とフィットネスの、賢いパートナーです。

Apple Watchは歩数などの運動量だけでなく、動きの質や頻度まで測定するので、1日を通じた包括的な運動の全体像を把握できます。アクティビティアプリケーションにある3つの円はあなたの達成度を一目でわかるように表示し、座っている時間を減らして、もっと動いたり、もう少し運動するように促します。有酸素運動用のワークアウトアプリケーションも別に用意されています。Apple Watchは時間とともにあなたの動き方を記憶するので、その動き方にもとづいて今日のあなたのフィットネスの目標を提示できます。目標を達成できるよう、あなたを励ますことさえします。より充実したより健康的な毎日を、あなたの腕で始めましょう。


6 あらゆる体験にイノベーションを。

手首につけられるくらい小さなものにパワフルなテクノロジーを搭載することは、デザイン面でいくつかのかなり大きな課題をもたらしました。でもその課題が、一段と創造的な解決方法をくれました。エンジニアリングにおける快挙の連続。それを組み合わせて生まれた、一つのまったく新しい体験がApple Watchです。Apple Watchは、物理的な存在と、そこに力を与えるソフトウェアの間にある境界線を曖昧にします。


7 アプリケーションが新しい時を迎えます。

あなたが目にするのはおなじみのアプリケーション。でも単にApple Watchの上に持ってきただけではありません。それらをまったく違う方法で体験できるのです。時間を節約できるグランスという機能が、各アプリケーションで最も必要な情報を一つのフォームに集約し、すばやく簡単に目を通せるようにします。しかもApple Watchがあなたの手首をタップするので、通知があったことがすぐにわかります。

とこれは単なる時計でないことは一目瞭然です。はじめてiPhoneやiPadに見たときの衝撃のようなものさえ、コンセプトを見ただけで感じます。

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具体的な機能を見ていくと

1 カレンダー。
今日これからの予定や、今月の予定をチェックできます。Apple Watchはミーティングのリマインダーだけでなく、カレンダーの出席依頼もお知らせするので、手首の上で直接出席または欠席の返事をすることができます。

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2 マップ。現在地や道順を確認しましょう。マップが最短ルートを表示し、ルート案内機能があなたを目的地までガイドします。

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3 Passbook。搭乗券、チケット、ポイントカードなど。手の届く所に置いておきたいものは、手首の上に置いておきましょう。ディスカウントカードやポイントカードが使える場所では、Passbookがアラートでお知らせします。

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4 ミュージック。iPhoneをポケットから取り出さなくても、iPhoneに入っている音楽をコントロールできます。iPhoneを家に置いたままジョギングに出かけても、Apple Watchで直接音楽を聴くことができます。

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5 Apple TVとiTunes。Apple TVの操作や、あなたのMacやWindowsパソコン上にあるiTunesライブラリのコントロールもApple Watchでどうぞ。メインメニューをスワイプで次々に見ていったり、リストやコレクションをスクロールしたり、曲や映画を選んだり。そのほかにもいろいろなことができます。

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7 リモートカメラ。Apple Watchは、あなたのiPhoneについているiSightカメラのリモートファインダーにもなります。iPhoneが映し出すものをライブプレビューでチェックする。シャッターを切る。カメラのタイマーを設定する。そのすべてをApple Watchで。

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8 ストップウォッチ。腕時計でおなじみのこの機能を、Apple Watchならデジタル、アナログ、またはその両方で使えます。ラップタイムの平均をリアルタイムでグラフにすることもできますが、これはほかの腕時計ではちょっと難しいでしょう。

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9 タイマー。時間または分の表示をタップし、デジタルクラウンを使って数字を調節しましょう。タイムの増減に合わせてオレンジ色のラインがダイヤルに沿って動くので、時間を視覚的に確認できます。

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10 アラーム。Apple Watchなら、複数のアラーム設定の管理、ラベルづけ、変更が簡単です。起きたい時刻に合わせて時間と分をスクロールするだけです。

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11 世界時計。時差をまたいで仕事をしている人にも。海外にいる友だちに電話をかけたい人にも。世界中の各都市の時間を一目ですばやく確認できます。

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11 株価。その日の時価総額の額とパーセントでの変動を含め、あなたが注目している銘柄の株価を一目で確認できます。

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12 天気。今いる場所や世界各地の天気を確認できます。今日の詳しい天気データや週間予報もわかります。

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13 写真。お気に入りの写真が、これからはいつでもあなたの手首の上にあります。デジタルクラウンで写真を拡大したら、スワイプでスクロールしていきましょう。

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14 Siri。手首を持ち上げて「Hey Siri」と話しかけるだけで、次の予定の表示、一番近いカフェの検索などいろいろなことをSiriに頼めます。Apple Watchなら、Siriがこれまで以上に近く感じられるでしょう。

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15 設定。「機内モード」や「おやすみモード」、Bluetooth、ミュートのオン/オフはここで。Pingを送信してあなたのiPhoneの位置を特定することもできます。

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16 グランス。WatchKitアプリケーションは、グランスを組み込むことができます。文字盤を上に向かってスワイプするだけで、最新のニュース、試合のスコア、旅程表、レシピの次のステップなどを見ることができます。

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17 アクション通知。他社製アプリケーションの通知がApple Watchに表示されるように設定できます。WatchKitに内蔵されている通知機能では、手首の上で直接対応したり返信することができます。

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18 WatchKitアプリケーション。もうすぐ、おなじみのアプリケーションの数々にApple Watchならではのコントロールやコミュニケーション機能が加わります。ダイナミックな新しい方法で楽しめるだけでなく、今まで思いもしなかった使い方もできるようになるでしょう。

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機能を読めば読むほど、新しい概念を取り入れたハードウェアであることがわかります。僕にも、購入できる価格で販売されるといいのですが。

https://www.apple.com/jp/watch/overview