無料のオフィスソフトが充実してきて、実務にも十分使えるようになりました。その中でLibreOfficeやOpenOfficeは、行政でも導入され、財政的にも貢献していると聞きます。この2つの無料ソフトがあまりにも有名になったので、この2つが注目されますが、他にも無料のオフィスソフトは存在します。それぞれに魅力あるところがあり、少しまとめてみました。

1 LibreOffice

LibreOfficeはOpenOffice.orgから派生した、様々なオペレーティングシステムで利用可能なオフィススイートなのはご存じの通りです。フリーソフトウェアとして自由にダウンロードし、使用・再配布することができます。市販の主だったオフィススイート特にMS Officeとの互換性を維持します。徳島県庁は以前業務にOpenOfficeを利用して、経費を抑えていましたがLibreOficeに変更して現在に至っています。
開発目標は、特定のベンダーに依存せず、 誰でも自由に利用可能なオフィススイートを生み出し発展させることです。特に、OpenOfficeの開発者のメンバーがLibreOfficeに移っていったのは、OpenOfficeが2010年にオラクルがプロジェクト管理をすることが契機となったといわれている。名称は、スペイン語とフランス語で自由を意味するLibreと、英語のOfficeを組み合わせた混種語ということです。
LibreOfficeのホームページは https://ja.libreoffice.org/ です。

LibreOfficeは次のソフトで構成されています。

WS000002

2 Apache OpenOffice

OpenOffice.org(オープンオフィス・オルグ)は、オープンソース方式で開発・供給されていたオフィススイートの名称、及びその制作プロジェクトの総称です。省略形として OOo や OOO などが用いられた。2011年にOpenOffice.orgの制作プロジェクトは解散してしまいました。後継としては、Apache OpenOfficeとLibreOfficeがあります。
OpenOfficeは自治体や企業で導入されている実績があります。以下ウィキペディアから抜粋しました。

日本の採用事例

自治体
    兵庫県洲本市、栃木県二宮町、福島県会津若松市(LibreOfficeに移行済み)、愛媛県四国中央市[、大阪府箕面市、愛知県豊川市、北海道深川市、大阪府交野市、茨城県龍ケ崎市
    都道府県でははじめて、山形県庁が2011年度から全パソコンにOpenOffice.orgを導入することを決定しました。(ただし一部の部署に限定すれば、都道府県では徳島県が初) その後、山形県庁が再びMicrosoft Officeを採用という報道も流れたが、実際には一部必要な部署が導入したのみで、依然として標準はOpenOffice.orgでファイル形式はODFを使用しています。

企業
    株式会社アシスト(LibreOfficeに移行済み)、住友電気工業株式会社(LibreOfficeに移行済み)、株式会社トーホー、三洋機工、新生フィナンシャル

海外
    シンガポール国防省、フランス経済・財政・産業省、フランス内務省、ハンガリー国防省、マケドニア共和国財務省、オランダ・ハールレム市、イギリス・ブリストル市議会などで採用されるケースがあります。

Apache OpenOffice のホームーページは http://www.openoffice.org/ja/です。

Open01

3 SoftMaker FreeOffice

最近、注目している無料のオフィスソフトです。FreeOfficeの大きな特徴はPuppyLinuxに簡単にインストールするためのSFS形式も用意されていることです。
特徴は、

このFreeOfficeの特徴を簡単に言いますと、信頼できるドイツ製であることに尽きると思います。
・オールドPCでも起動が速い、これが一番
・デフォルトで日本語化されている

・ワープロ、表計算、プレゼンテーションのフルスィート

・Microsoft Officeとの互換性が高い

僕も、linuxBeanやPuppyLinuxにインストールしてみましたが、「起動の速さ」「標準で日本語されている」ことを
確認することができました。

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FreeOfficeのホームページ及びダウンロードは

ホームページ SoftMaker FreeOffice for Windows and Linux for free
PuppyLinux にはSoftMaker FreeOffice 2012 SFS & PET が提供されています

4 KingSoft WPS

オフィスソフトは「LibreOffice」で十分ですが、MS Office と さらに互換性が高いといわれている「Kigsoft の
WPS」が無料で公開されています。

WPSは以前は「KingSoft Office」と呼ばれていたものです。次のURL からダウンロードできます。
http://wps-community.org/download.html

5bf7d910


さすがに 「KingSoft」 が開発しているだけあって、「MicroSoft Office」との互換性を強く感じます。ただ、僕がインストールして試したときは、「Spread Sheet」のグラフ機能が使えませんでした。その他は十分満足できました。特に、インターネット上のホームページに接続でき、たくさんのクリップアートやテンプレートをダウンロードできるのは魅力です。

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