Google、iOSデバイスからMac/PCを遠隔操作できる「Chrome Remote Desktop」を公開しました。すでにAndroid、Linux、Windowsから遠隔操作できる「Chrome Remote Desktop」は公開していますので、これであらゆるOSか利用できるようになりました。
「Chrome Remote Desktop」は、Windows・Mac OS・Linuxのデスクトップにリモートでアクセスできる機能です。
Android版は、すでに昨年4月にリリースされており、iOS版は約9ヶ月遅れての公開となります。

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1 利用するには、事前にデスクトップ側での設定が必要となります。
「Chrome リモートデスクトップ」アプリをインストールし、アクセスの許可を与えます。

2 次に遠隔操作のタイプを、双方向で画面共有をする「リモートサポート」または一方からのみ操作する「マイ パソコン」から選択します。

3 リモートする側(外出先)からAndroid、iOS、PCでデスクトップを操作する場合は「マイ パソコン」を選択します。ここで、アクセス時のパスワードに相当する「PINコード」も設定しておきます。

4 次にiOSデバイス側の操作方法を説明します。

デスクトップおよびAndroid、iOS、PCデバイスはGoogleアカウントで関連付けられます。そのため、とくに何もしなくてもホスト(操作される側)のデスクトップがリスト表示されます。アクセスしたいデスクトップ名を選択し、PINコードを入力するだけでログインできます。

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5 表示されたデスクトップはマウスとキーボードで操作することができます。

6 仕事上どうしても職場のコンピュータにアクセスしたい場合は重宝するアプリケーションだと思いますが、ネットワークを管理するものにとってはあまりいい顔はしなはずです、セキュリティーに気をつけながら最小限にとどめて利用するのがいいのかもしれません。