待ちに待った! 無料「Kindle for PC」をUbuntu(linuxBean)にインストール!
2015年1月23日金曜日
というニュースが入ってきました。
少し、詳しく書くと、Amazon.co.jpは21日、電子書籍ビューワー「Kindle for PC」の無償提供を開始しました。和書やコミックを含む320万冊以上の“Kindle本”を、Windows PCで閲覧できるようになったと報じられています。
Windows PCで閲覧とかいていますが、Ubuntu(linuxBean)でも、簡単にインストール、正常に動作しましたので、レポートします。
さて、日本ではPCで利用できる「Kindle本」ビューワーとしてWebブラウザー上で利用できる「Kindle Cloud Reader」がすでにリリースされていましたが、残念ながら、「和書」には対応していませんでした。しかし、「Kindle for PC」なら、コミックや雑誌、洋書などに加え、「Kindle Cloud Reader」ではサポートされていない和書も閲覧することが可能となります。Ubuntu上でも、縦書きのコンテンツやルビが振られたテキストにも、きちんと「対応」していました。
そのほかにも、ページ見開き表示やコミック・雑誌のズーム、フォントサイズや背景色のカスタマイズ、本文の検索、辞書の参照などの機能もサポートしています。他のプラットフォームの「Kindle」アプリケーションと同様、どのページまで読み進めたかが端末間で同期できるようになっているので、他の端末で読んだ続きをPCで読むといった使い方も可能です。僕はこれで無料の本を読んでいます。
それでは、Ubuntu(linuxBean)にインストールしてみます。
1 Amazon.co.jp: Kindle for PC から 電子書籍ビューワー「Kindle for PC」をダウンロードします。
2 linuxBeanには最初からWineの環境がインストールされているので、「KindleForPC-installer.exe」のファイルがWindowsのアイコンとして表示されています。ダブルクリックして、インストーラーを起動します。
3 amazon.co.jpに「サインイン」するようにメッセージが現れます。
4 無料の書籍を選択してみました。
5 どこに配信するか聞いてきますので「Kindle for PC」を選択します。
6 書籍がライブラリに追加されています。
7 きちんと日本語もルビも表示されています。
8 デスクトップ上に「Kindle」のアイコンも表示されていました。
9 「Kindle」のアイコンをダブルクリックすると起動して、書籍を読むことができます。Kindleには無料の小説や漫画たくさんあります。これで、楽しみがまたひとつ増えました。