クラウド化:「Foxit Reader 7.3」、「OneDrive」と「Google Drive」を統合!
2016年1月28日木曜日
「Foxit Reader 7.3」、「OneDrive」と「Google Drive」を統合!
アメリカのFoxit Corporationは20日(現地時間)、PDFビューワー「Foxit Reader」の最新版を公開しました。大きく変わったところは、「OneDrive」「Google Drive」が統合されたことです。ますます、オンラインストレージサービスとの親和性が向上し、クラウド化が進んでいます。残念なことにこの機能は、どうやら現在のところWindows版だけのようです。
Windows版で「OneDrive」や「Google Drive」を使用するには、[File]メニューの[Open]画面を開き、[Add a place]ボタンをクリックします。すると、“OneDrive”と“Google Drive”を追加する画面が現れるので、ここで各サービスへサインインすればOKです。もちろん、次回からは追加したオンラインストレージサービスが[Open]画面で選択できるようになります。
そのほかにも、ドキュメントのページ数や単語数、文字数などをカウントするワードカウント機能の他タイムスタンプサーバーを登録する機能、ドキュメントのスクロールを一時的に禁止するスクロールロック機能などが新たに追加されています。
「Foxit Reader」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能です。Windows版はWindows 7/8/10に対応しています。
そこで、Linuxにも対応しているということで、早速、PuppyLinuxにインストールを試みました。もちろん、PuppyLinuxにも最初からPDFビューワーが付属していますが、高機能なFoxit Readerのインストールに挑戦してみたいと思います。
1まず、http://www.foxitsoftware.com/
からFoxit Readerをダウンロードします。日本語版は脆弱性がほうこくされているので、本家サイトに行って英語版をダウンロードします。もちろんLinux版をダウンロードしました。
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2 次にダウンロードしたファイルを解凍すると、歯車の形をした実行ファイルができあがります。ここでは、FoxitReader.enu.setup.x86.1.0.1.0925(r189237).run となっています。
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3 実行ファイルをクリックすると、インストールが始まります。「次へ」をクリックします。
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3 インストールする場所を聞いてきます。ここでは、/optにしました。
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4 ライセンスに同意して、「次へ」をクリックします。
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5 インストールが始まりました。
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6 無事、インストールが終了しました。
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7 Foxit Readerのフォルダを開いてみると、「FoxitReader.desktop」のアイコンがあるので、デスクトップにドラッグアンドドロップしました。
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デスクトップにFoxit Readerのショートカットができています。
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8 Foxit Readerを起動して、縦書きの日本語のPDFを読み込んでみました。ものすごく速い起動と読み込みです。Foxit ReaderがLinuxでも簡単にインストールできるなんていままで知りませんんでした。はやく、Linux版でも、「OneDrive」と「Google Drive」を統合して欲しいと思います。
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