Wineインストール: Windowsのペイントソフト PictBearをインストール PuppyLinux011
2015年11月28日土曜日
PuppyLinuxにはGimpという高機能なグラフィックソフトが用意されていますし、デフォルトでもmtPaintというソフトもインストールされています。しかし、Gimpを使うほどでもないけれど、mtPaintでは少し機能が不足していると感じることも多かったので、MS WINDOWSで有名なグラフィックソフトのPictBearをインストールしました。
日本語入力もできますし、満足しているのでその経過を記録しておきます。
1 まず、PuppyLinuxに「ポータブルwine」をインストールします。その方法は、PuppyLinuxインストール:年賀状の季節 プリントマジックをインストール! PuppyLinux005 に詳しく書いていますので参考していただければ幸いです。
2 PictBearをダウンロードします。 PictBearは、フリーながら多機能なペイントソフトです。もちろんレイヤー機能やプラグインで追加もできます。鉛筆やブラシ、エアブラシのほか、ドラッグした場所をぼかしたり暗くしたりする「指先ツール」や、自由な角度にグラデーションをかけられる「グラデーションツール」など、数多くの描画ツールが用意されていますので申し分ありません。レイヤー機能は、複数のレイヤーを加算処理や乗算処理などで合成できる本格的なもので、レイヤーごとの表示・非表示なども切り替えられます。対応する画像形式は独自形式のPBXのほかBMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF/PSDと多く、困ることはないでしょう。
3 では、インストールを行います。Wineがインスールされていれば簡単です。ダウンロードしたPictBearのインストーラをクリックするだけです。
4 「pb204.exe」をクリックします。PuppyLinux上でインストーラーが起動しました。
5 後は、「次へ」をクリックしていきますが、一つだけ文字化けしたところのIEと関連付けるというところのチェックは外しました。
6 PictBearのインストールが終了しました。
7 日本語入力もできます。
8 日本語入力ができないときは、wineの設定を見なおしてください。ポータブルwineのフォルダの中の「wine-data」の中に「user.reg」というファイルがあります。それをテキストエディターで開いて、行末に
[Software\\Wine\\X11 Driver]
"Inputstyle"="root"
を追加し、再起動します。
9 また、同じく「wine-data」の中の「drive_c」→「Fonts」に使用する日本語のフォントを入れておくことも必要です。
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