DebianDog、slacko、android-x86 トリプルブート!製作 詳細解説 その3
2016年2月27日土曜日
DebianDog、slacko、android-x86 トリプルブート!製作 詳細解説 その3
おはようございます。7:10分です。今日は、天気予報ではあまり寒くないといっていましたが、結構寒いです。
DebianDog、slacko、android-x86 トリプルブートのUSBメモリーがことのほか仕事に役立っているので、その作成方法を詳しくメモに残しておきたいと思います。
今回はPuppyLinux slackoをインストールして、DebianDogとのデュアルブート環境を構築していきます。
これが完成すれば、androidで動作するアプリケーション、debianで動作するアプリケーション、SlackwareやPuppyLinuxで動作するアプリケーションをUSBメモリー一本で使い分けることができるので便利ですよ。
トリプルブートUSBメモリー作成の工程一覧
1 USBメモリーのパーティション分割
2 3つのOSのISOファイルのダウンロード
3 ISOファイルからライブCD(インストールCD)の作成
4 いよいよインストール
a DebiandDogのインストールと起動の確認
b Slackoのインストールと起動の確認
c android-x86のインストールと起動の確認
5 Slackoでブートメニューを作成
6 DebianDogのカスタマイズ
a 一般ユーザーの追加
b flash playerのインストールとバージョンの確認
c LibreOfficeで仕事の環境を整える
d MS WINDOWSのアプリケーションを動作させる Wineのインストール
e Adobe Airのインストール
d 「縮小専用」のインストール
e 「TeraPad」のインストール
8 Wineの日本語入力の設定
* PuppyLinuxのWineの設定との比較
以上のように勧めていきたいと思います。
1 今日は、32MBのUSBメモリーのパーティション分割を行います。
OSは何でもいいのでメニューからGpartedを起動して、以下のようにパーティションを分割しました。
ntfs領域にはandroid-x86をインストールします。またMS WINDOWSとデータのやり取りをする領域です。
最初のext4の領域にはDebianDogをインストールします。
次のext4の領域にはSlackoをインストールする計画です。
2 次に、必要なISOファイルをダウンロードします。
まず、Debiandogをダウンロードします。
DebianDog-Jessie-jwm_icewm-2915-09-02-PAE-jp.iso 2016-02-15 11:34 446M
さらに、Slacko androidーx86 をダウンロードします。
slacko-6.3.0.iso 2015-Nov-16 07:37:49 208M
続いて、android-x86をダウンロードします。
android-x86-4.4-r5.iso (日付: 2016-02-06, サイズ: 451.6 MB)
これらの3つのISOファイルから、ライブCD(インストールCD)を作成してください。作成方法はどのOSでも良いのでISOイメージを焼きつけられるmこのなら何でもかまいません。下の図はPuppyLinuxのPburnの例です。
4 いよいよインストールを行います。
まず、DebianDogのインストールCDをセットして起動します。
1 メニューから、システム>DebianDogFrugal インストールを選択しました。以前、僕はフルインストールの方を選んでいましたが、PuppyLinuxはFrugalインストールの方が良いとの記事を読んで、その時からFrugalインストールをするようになりました。
2 どのパーティションにインストールするか、ソースファイルはどこにあるか聞いてきます。下野津では、パーティションはうSBメモリーのsdb3、DebianDogのフォルダーはCD−ROMである/mnt/sr0/liveを選びました。もちろんダウンロードしたisoファイルでもインストールできます。どちらでも好きな方を選べば良いと思います。
3 ブートローダーをどこにインストールするか聞いてきます。DebianDogをインストールしているUSBメモリーのsdbを選びました。「OK」をクリックします。
4 インストールがはじまりました。
5 インストールが終了しました。これで、インストールしているCD−ROMを終了して、USBメモリーから起動すると DebianDogが立ち上がるはずです。
以上で、DebianDogのインストールは終了です。次はPuppyLinuxのSlackoをインストールし、デュアルブートの設定をします。その後、androidーx86をインストールしてトリプルブートUSBメモリーを作成します。
いよいよ、slackoのインストールインストールです。
まず、slackoのライブCDを起動します。今回は、ライブCDを利用してのインストールではなく、簡易インストールを行います。
1 ライブCDを作成するときに利用したslacko-6.3.0.isoをクリックすると、ISOの内容が下記のように見えます。
CDのアイコンをクリックします。
2 現れたすべてのファイルをUSBメモリー適当なフォルダを作成してコピーします。僕はsdb4にコピーしました。
3 メニュー>セットアップ>Grub4Dos ブートローダーの設定 を選びます。
4 下の図のように、USBメモリーにインストールされているOSを認識してくれます。残念なことにDebianDogは認識してくれません。
5 OKを押して、とりあえず認識されているOSのブートローダーを設定します。
5 次に、手動でDebianDogを起動できるようにします。menu.lstを編集します。
6 DebianDogの起動が記述されているmenu.lstがあるはずですので開きます。
7 Debiandogの起動にはたくさんの種類がありますが、起動後の変更を保存するものを選んで、作成したブートローダーのmenu.lstにコピーして保存します。
これで、再起動するとDebianDogを含めた起動リストが現れて選択できるようになり、デュアルブート環境が構築されました。次回はandroid-x86をインストールしてトリプル環境を構築します。
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